整備士の仕事とは

整備・点検を行う仕事

整備士というのは、主に自動車の整備・点検を行う仕事として知られています。
ですが、機械に関する整備を行うのも整備士の仕事です。

ここで言う機械とは工作機械のことです。
工作機械というのは、工事現場で用いる機械のことなのですが、自動車などではミキサー車などがあります。
整備士は、あらゆる知識に長けていないといけない反面、あまり整備されないような車を専門的に整備することもある仕事となります。

このような仕事内容のため、寡黙に仕事に打ち込む場面が多いと思われがちですが、実際に整備士として働かれる場合は、チームで仕事を進めていく流れとなっています。
つまり、コミュニケーションも必要というわけです。
具体的なものでは、お客様に対して整備内容を説明する際にコミュニケーション能力が問われます。
自動車などの整備はお金がかかります。
なので、その点について上手く説明できないと割高な料金で整備を行っていると、不満を感じる人も出てくるのです。

近年では、そのような背景を受けてコミュニケーションについても、専門学校などで学べるようになっています。

コンピューターも用いる

昔と今の整備士の大きな違いですが、現代ではコンピューターを使った操作が増えている点で大きな違いがあります。
例えば、自動車の電子部品についても整備士が修理を行うようになってきているので、無知なままでは整備が行えません。
また、電子部品などの修理では取り寄せをしてから修理対応をすることもありますので、業者との付き合いも求められるようになりました。

過去では業者のほうが持ち寄った品々を使っていく流れがあったのですが、今では個人や会社が取引を行う流れになったのです。
さらにコンピューターなどを使って、自動車のエンジン部分の点検を行う仕事もあります。
パソコンを直に利用するわけなので、パソコン操作についても学んでいなければいけません。
そのため、整備士としての仕事内容によっては、若い人と年配の人で分かれて仕事されているケースも増えています。

体力も必要

整備士は知識・経験でなく体力も必要です。
大手の整備工場で勤務できる場合は、工場内勤務となるのですが中小ではそのような対応はあまりありません。

個人で経営しているお店では、ほとんど工場内勤務でも外からの風が入ってくる状態でのお仕事となります。
そのため、体力に問題がある人や太っている人では、整備士として内定を取れないということもあるのです。
知識力がものを言う現場のように思っている人が多いのですが、男性向きの現場で体力にものを言わせて仕事できる人も、整備士の求人では多く見つかります。