測量士について

独立も可能

測量士は会計事務所と同じで、長年の経験や人脈をもって独立することがあります。
要するにフリーになって働くわけですが、フリーであっても仕事が安定することでも知られているのが測量士の特徴です。

なぜ独立している人が多いのか?というと理由は2つあります。
1つは独立したほうが儲かるからです。
もう1つは自由に活動したいと考えている人が多く、且つ個人で活動を続けることが可能となっているためです。
このような独立についても前向きに考えられる職業は、多くあるようでありません。

お店を構えないといけない場合は、土地が必要となりますし、テナントであってもテナント料がかかってしまいます。
しかし、測量士として必要なものは自宅、後は営業や現場に赴くために必要な自動車と測量機器とです。
どれも独立前に用意できるものなので、それらを用意できた際は独立のために営業の届け出を行うだけで問題ありません。

どんな仕事?

測量士の仕事ですが、一般的なものは測量のみ行うものだと思って問題ありません。
例えば、土地全体か一部の測量を行い情報をまとめ上げるという仕事が多いです。

近年では、そのような情報を地理情報システムなどにまとめ上げる仕事もございます。
ですが、基本的に測量士というのは前述のような仕事と理解して問題ないのです。

無試験でも資格が取れる

測量士は測量士としての資格を持ち合わせていないと、企業や工場などの求人に応募しても採用されることはありません。

ですが、測量士として学科を修了し、さらに測量に関する実務経験を1年以上で得ている人であれば無試験で資格を所有できるようになります。
測量士は長期の実務に関するテストなどが必要ではないため、専門学校卒の人が将来は独立を考えて企業などで勤務されているケースも多いです。

専門学校卒の場合、同じように測量士としての技能を学科を通じて修了されているのであれば、測量に関する実務経験は3年以上で資格の所有が行えるようになります。
あらゆる方法で学科を卒業されていれば、無試験ですぐに資格を得ることができるのです。

資格というのは、測量士以外では3年以上5年以内の実務が必要というものが多いため、測量士はあまり時間を無駄にせずに、資格を所有できる仕事でもあります。

また、国土交通大臣登録となっている測量専門養成施設で、専門知識を習得されている人であれば、専門知識を有している人物として実務なしでも資格を所有できるようになっています。
簡単に分別すると大学卒、専門学校卒、養成施設を通じた修了者となっていれば、測量士の仕事に就けるようになるわけです。
求人が多い仕事でもありますので、先ずは資格を優先して所有するようにしましょう。